好きな桜のうた

 
  ねがはくは 花のもとにて 春死なむ そのきさらぎの 望月のころ  西行    
 
     月と花の歌人、西行の有名な一句ですが  
    満月と満開の桜を同じに見ることは とても
    難しいことのようです。
    西行が亡くなったのは  
    建久九年旧暦二月十五日  七十三歳でした。
   

    心に残るうた

  
散る桜 残る桜も 散る桜   良寛

     平成十四年十月二十九日、主人の兄が六十六歳で
    亡くなった時に、鎌倉の成福寺(浄土真宗)の
       ご住職のお話の中で 始めてこの歌と出会いました。
    全てを 納得して ありがとう をいえる人生で
    ありたいと願っております。    

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